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ビジネス心理のコントロール

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ビジネス心理学的にマニュアルで部下をコントロールするということがあります。
部下に自主的な行動を望んだとしても、それぞれ好き勝手に仕事を進めてしまっていたのでは、混乱の原因になってしまいます。
そのような状況に陥らないための特効薬がマニュアルです。
仕事の進め方についての正しい道筋を示すことで、マニュアルを参考にしつつも、自主的に動いてくれるようになるでしょう。
また、マニュアルには部下をスキルアップさせる効果もあります。
見よう見真似で車の運転ができる人がほとんどいないように、入社してすぐにビジネス・スキルが身についている人もいないでしょう。
正しいビジネス・スキルを身に付けるためにトレーニングは必須なのです。
そして、基礎的なスキルアップには反復トレーニング、応用スキルを鍛えるためにはシュミレーション・トレーニングが効果的です。
反復トレーニングは、同じ作業を繰り返すことで、ビジネスマンとしての技術を脳や体に染み込ませるトレーニング。
シュミレーション・トレーニングは、反復トレーニングに比べるとより高度な技術習得に効果の高いトレーニング法です。
具体的にいうと、目の前にある仕事を片付けていくだけではなく、「今回はこういう結果になったが、もし違う方向から仕事を進めていたらどうなっていただろう?」などといった可能性を考えさせることで、シチュエーションに限定されない応用の利く考え方を身に付けさせられるようになります。
マニュアル通りにしか動けないマニュアル人間は困りものですが、基本的なビジネス・スキルをトレーニングするためにはマニュアルも役に立つのです。


ビジネス心理において、努力の繰り返しがスキルアップになります。
人が落ち込んだときというのは、自分はもうだめだと失敗したという事実しか見えなくなり、軽い鬱状態になってしまう場合もあります。
入社数年でまだ経験の浅い部下ならなおさらその傾向が強いでしょう。
けれど、「今は偉そうにしている部長だって、昔はこんなひどい失敗をしたんだ」と、自分や身近な上司の失敗談を持ち出せば、「失敗してもやり直すことができるんだ」と、救われたような気持ちになるものです。
失敗の原因さえきちんと分析して改めれば、次に同じような状況になったとしても、もう失敗はしないのだと、ミスをした当人が前向きな気持ちで失敗をとらえて改善策を考え出せるような下地を作ってあげましょう。
そうして失敗は改善のチャンス、失敗は成功の元と認識させ、「よし、がんばろう!」と次のやる気へと気持ちが繋がっていくような対応が望ましいのです。
しかし、なかには努力でカバーできる部分ではなく、本人の性格や能力が重大な問題となっていたり、生来の性質がその仕事に向いていないという場合もあります。
自分の部下や後輩にそういった兆候が見られたのなら、失敗したしないに関わらず、早い段階でそのことを本人に告げるべきでしょう。
ただし、仕事に向く向かないということは、その仕事をある程度続けていかなければ判断しづらいところもあります。
人間は同じ事を続けていれば、その状況に適応し、能力は伸びていくものだからです。

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