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ジーンズの歴史

ジーンズ(jeans:英語)は、ジーン生地=デニム生地で作られたパンツ(ズボン)のこと、またはジーンズのように仕立てられたパンツのことです。
日本では、かつて「Gパン」と呼ばれていましたが、これは諸説あるようです。
G.I.(米軍兵士)が履いていたパンツからという説、ジーンズを紹介した人(ジーン氏)から「Jパン」から転じて「Gパン」になったという説。

そして、ジーン生地のパンツを略して「Gパン」となったという説もあります。

その歴史としては、1870年、アメリカで、仕立て屋のヤコブ・デービスが、リーバイ・ストラウス社から仕入れたキャンバス地で作ったワークパンツを発売しました。

そのポケットの両端を銅リベットで補強したパンツが、当時、ゴールドラッシュで当地に集まった鉱夫たちに大好評になり、リーバイ・ストラウス社と権利を折半して特許申請しました。

1873年5月、特許申請が受理され、このパンツがリーバイ・ストラウス社から製造販売されることになりました。

これが、現在まで続くジーンズの原型ということになります。
その後、素材がキャンバス地からデニム地(インディゴ染め)へと変わり、技術も進化して、1940年代には今のジーンズとほぼ同じデザインになりました。

最初の頃から長い間、ジーンズは作業用衣料の扱いでしたが、映画でマーロン・ブランドやジェームス・ディーンが着用したりして、全世界に若者のファッションとして普及していきました。

日本では、1945年の敗戦後、米軍が放出した古着のジーンズや、アメリカの映画や音楽が一気に流行し、それと共に普及していきました。

国産ものは、1960年に高畑製縫がジーンズの「EIGHT-G」、63年に大石貿易が「キャントン」の販売を開始し、それらが現在の国産ジーンズの基礎となりました。

ジーンズの主なメーカーとしては、「リーバイ・ストラウス社 」「H.D.リー・マーカンタイル社 」「Wrangler (ラングラー) 」が世界3大メーカーと言われています。

そして、他に「BIG JOHN (ビッグジョン) 」「BOBSON (ボブソン) 」「EDWIN (エドウイン) 」「GAP」「DIESEL」「UNIQLO=ユニクロ」などがあります。

シルエット・スタイルには、「ストレート」「スリム」「フレア」「ブーツカット」「ベルボトム」「バギー」「ローライズ」「スキニー」「ディナー」などが流行しました。

そして、今、最も旬なのが、「スキニー」タイプで、「皮膚のような」という意味を持ち、全体的に、肌にぴったりフィットする細身タイプです。

従来のスリムより「より細く、よりタイトに」というイメージで、ポリウレタン・ポリエステル等を含む混紡デニムを使用することで、よりストレッチ感の高いシルエットを実現しました。

1990年代からデザイナーズブランドでタイトなラインの流行が見られたが、2000年代ディオール・オムのすそをくしゅっと溜めるスキニータイプからブームが始まったようです。

その後、チープマンデー、エイプリル77、ドクターデニム、ジストといったスキニーから人気を高めたブランドも現れ、ユニクロなどのお手軽なスキニーも浸透していきました。

「デイナー・ジーンズ」とは79~82年ごろにニューヨークからフランスで流行した、ディナー用にドレスアップした女性用ジーンズの総称です。

ウエストを高くして締め、ヒップラインを強調したサイドラインや、バックポケットのステッチが凝っているのが特徴です。
サスーンやカルバン・クラインなどの製品が有名です。