爪のお手入れのことを一般にネイルケアと言います。ですがこれは爪のNailと手入れのCureをあわせた和製英語です。ネイティブの欧米人はマニキュア――manicure――と言っています。ラテン語の手を意味するmanusと手入れのcuraがあわさったものです。本来は手の手入れ全般をさした言葉でした。
このネイルケアは爪の形を整え、甘皮や薄皮の処理をし、マッサージで終わります。だいたいこの3段階を踏みます。どれもそう難しいものではありません。自分でやるための方法をご紹介します。
まずは形の整え方ですが、この時爪切りを使ってはいけません。爪は幾層にも分かれています。爪切りで切るとその各層の断面にヒビを入れてしまいします。これは二枚爪の原因となることもあるのです。そのため爪切りをどうしても使用する場合は、先端部分の長さをある程度までにするために使いましょう。
それもお風呂上りと言ったお湯につけたあとなど、爪が柔らかいときにしましょう。それ以降はやすりを使います。エメリーボードと呼ばれるものです。人工爪を削るものはファイルと呼ばれています。目の細かさが違いです。
エメリーボードを使う時は角度に注意しましょう。爪に対し45度が目安です。また、一方方向に削るようにしましょう。これは爪を痛めないための配慮です。先端、サイド、コーナーの順です。短い方は、サイドは不要です。5本の爪全体で長さや形を統一したものにしましょう。
お洒落としての爪をよくネイルと称します。それに関する道具も近いものがあります。例えば爪切りですが、これは爪のお手入れ道具としては実は相応しくありません。むしろ使わない方がいいものなのです。
爪は幾層にも分かれていて、爪切りを使えばその層の各断面にヒビを入れてしまうからです。代わりに使われるのがネイルファイルです。爪を削ることをファイルと言いうので、その道具をこんな風に呼ぶのです。
ファイルには様々な種類があります。地爪向きのファイルがエメリーボードです。他にはアクリル製のジェルネイルやスカルプチェアなどの人工爪を専用に削るもの、爪の表面に使用するバフィングタイプがあります。
エメリーボードは人工爪に使われるものよりは目が細かいものです。ですがあまり細かすぎると爪を削る事が出来なくなります。このファイルの目の粗さは「グリット」という単位で数値化されています。
大きいほど目が細かくなります。爪の表面を磨くためのものだと、400から600が目安です。これが長さを削ることは出来ないクラスです。購入するときは、この数値をよく確かめましょう。
また、厚みも大切です。厚みがあると、削るときに負担が大きくなるのです。ですから、厚みのないものにしましょう。人工爪を削るときには削りやすいため、厚みのあるもののほうが良いでしょう。
実際に使う時、気をつけたいのが方向と角度です。削る方向は一方向であることです。これは爪の層の断面を乱さないためです。角度は爪の下に入るようにして45度に当てましょう。爪の裏側から削るためです。
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