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プログラムをモジュールに分割するときには、システムの頻雑さを最小限に抑えるために、モジュールの関係が階層構造になるように設計するという方針で作業を進めます。
しかしながら、この方針だけでは作業を進めるわけにはいきません。プログラムをモジュールに分割するときは具体的にどのような作業で行うかを決めておかなければなりません。
・個々のモジュールの機能が分かりやすい、つまり、モジュールが作りやすい
・モジュールとモジュールの関係が明白である
・モジュールを修正したときは、その影響ができるだけ他のモジュールに及ばないようにします
モジュールを修正した影響が、その他のモジュールの修正要求にもっとも望ましいのは、モジュールの内部を修正しても、他のモジュールは修正の必要がないことです。
上記の点をまとめると、モジュールの分割にあたっては、モジュールの独立性を高めるような分割を行うということになります。
こをモジュールの独立性といい、モジュールの独立性を評価する基準として、モジュールの強度とモジュールの結合度があります。
1個のモジュールに含まれる2個以上の機能の関連性を表す尺度としては下記の7つの種類に分けれます。
モジュールを分解する際には独立性が高まるようにしなければなりません。
| 種類 |
モジュール内の小さな機能の関連性 |
モジュールの独立性 |
| 暗号的強度 |
弱
↑
↓
強 |
弱
↑
↓
強 |
| 論理的強度 |
| 時間的強度 |
| 手順的強度 |
| 連絡的強度 |
| 情報的強度 |
| 機能的強度 |
暗号的強度
モジュールに含まれるいくつかの小機能や要素の間に何の関連性もない場合は、いくつかの小機能をたんにひとつのモジュールにまとめただけなので、このモジュール全体の機能は定義はできない。
仮に、モジュールの内部でたまたま同じ処理が複数箇所の現れた場合はその部分を一箇所のモジュールとして独立させてみることを考えます。
このようにモジュールの分け方をした場合に、もはやモジュールは使い物のならなくなるのです。
論理的強度
論理的な機能、たとえば、下記のような考え方でモジュール分割した場合などであります。
・すべての入出力操作を取りあつかう
・すべての帳票の印刷を一手に引き受けます
・条件確認の結果、起こりうるすべての場合の処理を含みます
時間的強度
モジュールに含まれる小機能の間に強い関連性はないが、特定の時期にまとめて実行されるもの1つのモジュールにまとめられた場合の強度のことをいいます。
手順的強度
大きな機能の一部をモジュール化した場合で、モジュール内の複数の小機能は順次実行されることになります。
連絡的強度
手順的な強度をもつモジュールで、モジュール内の小機能が互いにデータの受け渡した参照しながら処理が行われる場合です。
情報的強度
モジュール内の小機能が、すべて同一のデータ構造を操作します。
機能的強度
単一機能をもつモジュールで、このモジュール内のすべての命令は、この機能に関連性のある仕事を行います。
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